2・ドリー・パートン

Don't Drop Out / Dolly Parton('66) のちにカントリーシーンで大御所となるドリー・パートンのガールズ時代のシングル"Don't Drop Out"は語りで始まるシャングリ・ラス的なムードのナンバー。作者はロニー&デイトナスのボビー・ラッセルとバズ・カーソン。…

1・リネット・ウエスト

This Is Where I Came In / Lynette West ('63) 詳細不明のリネット・ウエストの唯一のシングル(Josie)"If She Doen't Want You"のB面。後半パワフルに歌う部分が好き。オーソドックスなロッカバラードではありますがパンチのあるvoがいい。作者はベン・ワ…

チャーリー・ドア 56年英ミドルエセックス出身 チャーリー・ドアの”Pilot Of Airwaves”はラジオのDJの声に惹かれる少女の話で、10代のころに聞いてすごく共感したものです。ターニー・スペンサー・バンドにいたアラン・ターニーprodによるよく出来たポップス…

215・ヴェロニカ

フィル・スペクターが獄中で死亡というニュースが入ってきました。かなりクレージーな人だとは聞いてましたが、その事とスペクターの功績はまた別の話(当たり前ですが)。前妻ロニー・スペクターも、素晴らしい音楽家だったが下劣な夫だった、と追悼ツィート…

213・ロック・フォリーズ

「ロック・フォリーズ(Rock Follies)」は76~77年にイギリスでOAされたミュージカル風TVドラマで、ここから登場した3人組女性トリオの名前でもあります。ルーラ・レンスカ、シャーロット・コーンウェル、ジュリー・コヴィントンの3人で、皆歌える女優。ロキ…

212・ジュディ・ズーク、ビヴァリー・クレイヴン、ジュリア・フォーダム

ジュディー・ズーク、ビヴァリー・クレイヴン、ジュリア・フォーダムの3熟女によるコラボは「Woman To Woman」('16)をリリースするまでになりました。ここからの”If”です。 https://www.youtube.com/watch?v=hGoFQ1Hop-E

211・パールズ

アン・シモンズとリン・コーネルのリヴァプール出身の女性デュオ、パールズはBellに何枚かシングルを出しています。最大のヒットは74年の”Guilty”らしいですが、72年にはロネッツのA&M時代のシングル”You Came You Saw You Conquered"をカヴァーしています。…

210・キャンディー・ペイン

Mizoさんが挙げてらしたキャンディー・ペインは、リヴァプール出身のsswで06年に「I Wish I Could Loved You More」でデビューした人。wikiによるとロバータ・フラックとミニー・リパートンをリスペクトしてる、とありますがそこはかとない60'sっぽさは、80'…

209・ジェーン・エア&ザ・ベルヴェダーズ

オハイオ州アクロン出身のジェーン・エアを中心としたNew Wave的パワーポップ。79年にStiffからデビュー。その後LPをVirginから出してます。同郷のレイチェル・スウィートやカースティ・マッコールがコーラスで参加したり、Virgin所属でありながらStiffと関…

208・ルーシー・バロン

ジャム解散後ポール・ウエラーがスタイル・カウンシルと並行して始めたRespondレーベルは短命に終わってしまいましたが、ここから1枚シングル出したア・クレイズ(A Craze)というデュオがおりました。ルーシー・バロンとクリス・フリーの二人組。ライトファ…

207・ダイアン・バーチ

もう10年前か、デビュー作「Bible Belt」でデビューした当時26歳(ギャルみたいに見えましたが)の新進ssw、ダイアン・バーチ(ココモやアライヴァルの人とは違う)は、ジョス・ストーンもノラ・ジョーンズもピンこなかった僕を、ちょっとだけ振り向かせたのです…

206・サラ・ワトキンス

サラ・ワキトンスは、ニッケル・クリークというブルーグラスのグループにいたfiddlerですけど(ニッケル・クリークをどこで知ったのかも謎、ディキシー・チックスとダブります)、弟のシーンや家族とやってるワトキンス・ファミリー・アワーの”Steal Your He…

205・・ウェンディー&ボニー

ウェンディー&ボニーはカリフォルニア出身の17歳と14歳の姉妹で、ゲイリー・マクファーランドのprodで69年にSkyeというレーベルから「Genesis」というアルバムを出しています。アシッド・フォークとソフト・ロックの両面で人気の1枚。”By The Sea”は、浮遊…

204・パティ・シャルファ

パティ・シャルファは、スプリングスティーンの奥さんでE・ストリート・バンドのgtr。ソロデビューは93年と結婚後。マイク・キャンベルが絡んでると途端にトム・ペティっぽいムードになりますが、初ソロ「Rumble Doll」からのシングル”Lucky Girl”もまさにそ…

203・エスラ・モホーク

サンディ・ハーヴィッツとしてマザーズ周辺のアーティストとしてデビューしたエスラ・モホークは一風変わったsswで、2枚目の70年の「Primordial Lovers」(Reprise)はジョニ・ミッチェルやローラ・ニーロ的にも感じますが、”Thinder In The Morning”なんて素…

202・テッサ・マレイ

全く知らない人なんですがシューゲイザーになるのかなあ?スティル・コーナーズは、11年にSub Popからデビューしたデュオで、グレッグ・ヒューズとテッサ・マレイはロンドンの地下鉄で知り合ったのだそう。13年の「Strange Pleasures」からの”The Trip”です。…

201・ダニー・チャンデル

今日はダニー・チャンデル(Danny Chandelle)という無名シンガーを。65年に1枚Columbiaからシングルを出してる人でお顔も見たことないです。その唯一のシングルが”Lying Awake”というフィル・スペクター・イミテーションの傑作です。prodはイギリスのスペク…

200・スティーヴィー・ランジ

ニッキー・ホプキンスやリック・マロッタも参加したナイトの女性vo担当(ちなみに男性voはMMEBのクリス・トンプソン)。元々アフリカのザンビア出身のイギリス人で、同郷のロバート・マット・ランジ(後にシティ・ボーイやモーターズ、ルーモアなどをprodす…

199・スーザン・ウェブ

ジム・ウェッブの妹という話もありますが、英Anchorに1枚「Bye Bye Pretty Baby」('75)を出したっきりの人。CS&N、ジョニ・ミッチェル、プレインソング、フリートウッズのカヴァー中心のフォーキーな1枚。つべには自作の”Fingers”しかありません。まあ謎の人…

198・ボニー・ブラムレット

週末のオフ会で話題になった話。M谷さんがメンフィスにいらした頃(90’s?)、誰か(名前失念)のライヴが当日キャンセルになり、おそらく近所住まいの?リオン・ラッセルが呼ばれて、ちゃちゃっと弾き語りで演奏した、ってエピソードから、ボニー・ブラムレット…

197・メアリー・スペンダー

全く知らない人。つべで見つけたんですが、妙にこの曲気に入ってリピートしてます。シンプルな美しさがあります。ソールズベリー生まれのssw。 https://www.youtube.com/watch?v=tV0cicIiEoU

196・ジェニー・ハーン

ヘソ出しコスがあまりセクシーに見えないジェニーはんをフィーチャーしたベイブ・ルースもブリティッシュ・ロックとしか言いようがない複合ジャンル(このパターンはファミリーとかパトゥーとかいろいろありますが)型の音楽性です。黒人percがゲストの珍しい…

195・ボニー・タイラー

その後ジム・スタインマンによる大げさなヒット曲”Total Eclipse Of Heart”も生まれましたが、僕にとってボニー・タイラーというと、この”It's A Heatache”('78)です。アイドル的なルックスから想像つかないハスキーな歌声は、かなりのギャップで、当時キム…

194・ジェニア・レヴァン

ストックたまったんで再開。60’sにはゴールディー&ジンジャーブレッズを率いていたジンジャーことジェニヤ・レイヴァンはポーランド系アメリカ人。70’sにはブラスロックのテン・ホイール・ドライヴを率いてました。79年のソロ「…And Mean It」にはイアン・ハ…

193・パム・ローズ

77年当時レコ屋で見つけたら買ってしまいそうなジャケット。詳細不明ですがカントリー系のssw。Capitolから出た「Pam Rose」がデビュー作でピート・ドレイクがprodしたナッシュヴィル録音です。シングルになった”Midnight Flight”です。 https://www.youtube…

192・マギー・ライダー

マギー・ライリーではないです。ライダー(Ryder)。 80'sにセッションシンガーとしてあちこちで仕事するイギリス人シンガーですが78年にソロとしてPolydorからアルバム出してました。ジョン・トロペイ(g)やウィル・リー(b)といった米セッション・マンが参加…

191・レナーテ・クナウプ

アモン・デュールIIの事全く知りません。音楽以外の活動もしていたアモン・デュールから独立したドイツのサイケ。ここの紅一点がレナーテ嬢。言われてみればちょっとゴング的にも聞こえるジャーマン・ロック。これは73年の「Wolf City」に入った曲だそうです…

190・ヘイウッド

懐かしさすら感じさせる80's半ばのダンスもの。”A Time Like This"('83)をデビューヒットさせたイギリスの女性シンガー。なんでもストック=エイトキン=ウォーターマンのサウンドメイカーの最初の成功なのだとか。打ち込み中心ですが人力もあり。しかし懐か…

189・アンジェラ・ナイラー

英フォーク(ロック)の激レア盤として有名なキャドモン(Caedmon)のファースト「Caedmon」('78)ではかなげな歌声を聞かせてくれるのがアンジェラ・ナイラーです。いわゆるプライヴェート・プレスと呼ばれるジャンル。近寄らない方がいいね。しかしサイレンの…

188・バーバラ・ロビンソン

サンディ・ロビソンとしても知られた人で、ピーナット・バター・コンスピレイシーのvo。60’s半ばの西海岸のフォークロックです。前身バンドのアッシュズ(Ashes)の”Is There Anything I Can Do”はジャッキー・デシャノンとニック・デカロの共作。一瞬暗い感…