2019-11-16から1日間の記事一覧

017・Devil In His Heart / The Donays

ビートルズがデビュー作で取り上げた”Devil In His Heart”('62、Brent)で知られるドネイズは、ミシガン出身の黒人4人組。62年の時点でロック的な演奏がジョージ・ハリスンの耳にとまったのでしょうか?これ以外はほとんど無名に近い人たちですが、リチャード…

016・It's Gonna Take A Miracle / The Royalettes

リトル・アンソニー&インペリアルズを手掛けたテディ・ランダッツォがprodしたボルティモア出身の黒人4人組ロイヤレッツといえば、ローラ・ニーロも取り上げた”It's Gonna Take A Miracle”('65,MGM)が代表曲。しっとりさも魅力です。 The Royalettes - It's…

015・The Wah Watushi / The Orlons

男性1人を含むフィラデルフィア出身の黒人4人組、オーロンズ。62年に出した”The Wah Watushi”(Cameo,#2)の楽しさはなかなかのもの。リードvoのロゼッタ・ハイタワーはソロになりました。 THE ORLONS the wah watusi

014・A Girl Is Not A Girl / Toni Wine

トニ・ワインは、60's米のソングライターでたまにシンガー。この人の一番有名な作品はマインドベンダーズやフィル・コリンズがヒットさせた”Groovy Kind Of Love”(歌詞はキャロル・ベイヤー・セイガーが書いた)でしょうね(71年に自分でも歌ってます)。シン…

013・Wonderful Summer / Robin Ward

初めて聞いたのはタツローさんのラジオでした。”Wonderful Summer”('63,Dot)は、永遠のサマー・クラシックともいえるキュートな歌声ですけど、後に回転数を変えて加工した歌声だったとして複雑な思いでした。ロビン・ワードは後に、ジャッキー・ワードとして…

012・Cast Your Fate To The Wind / Shelby Flint

若きジョニ・ミッチェルが憧れたそうな、カリフォルニア出身のシェルビー・フリントは清涼剤的なすがすがしさのフォーキーな歌声が印象的な人。58年にデビューし、旦那のバリー・デヴォーゾンのValiantレーベルから何枚かシングルが出ています。可憐で儚いウ…

011・Take Me To The Pilot / Birds Of A Feather

アイリーン(Irene)とドリーン(Doreen)のチャンター姉妹は、60's終わりにはバーズ・オブ・ア・フェザーと名乗ってガール・グループっぽいシングルを出してましたが、70's後半には、バック・コーラスやらディスコっぽいシングルで名前を聞くようになりました…

010・Home Of The Brave / Bonnie & The Treasures

フィル・スペクターのPhillesをメインレーベルとすると、傍流系のPhi-danから出たのがボニー&ザ・トレジャーズの”Home Of The Brave”です。バリー・マン&シンシア・ウェイル夫妻が書いたスペクタータッチのガール・サウンド。ボニーことシャーロット・マセニー…

009・Dark Shadows And Empty Hallways / Tammy St.John

タミー・セント・ジョンは、ロンドン出身でPyeに数枚のシングルを残して消えた人です。歌い上げる”Dark Shadows And Empty Hallways”('65)はとても14歳とは思えない、大人びたそして堂々たる歌声です。エンヤ的な透明感を感じますが、他の曲では年相応のおき…

008・Happy That's Me / Little Frankie

14歳の時に63年にチャイムス・フィーチャーリング・デニーズとして”Say It Again”を出してたマンチェスター出身のガール・シンガー。この頃はデニーズを名乗ってましたが65年にリトル・フランキーの名前でレインドロップスのカヴァー(” The Kind Of Boy You…

007・Let Me Get Close To You / Beverly Warren

エリー・グリーニッチのレインドロップスにもvoで加わったという話があるビヴァリー・ウォーレンの一世一代の名唱”Let Me Get Close To You”('65,Rust)は、ゴフィン=キング作品で、スキーター・デイヴィスのヴァージョンも可愛らしかったなあ。 Beverly War…

006・Walk Tall / The 2 Of Clubs

「Where The Girls Are Vol.6」('04,Ace)で知った2・オブ・クラブスは、シンシナティで結成された2人組。66年にFraternityというレーベルからリリースされた唯一のシングルらしいです。時代柄ビート感覚もありますし消え去るには惜しい! 2 Of Clubs Walk …

005・My Boyfriend's Back / The Angels

エンジェルズは、ニュー・ジャージー出身の白人トリオ。”My Boyfriend's Back”('63,Smash)は#1となった大ヒットでvoがリンダ・ジャンセン(この時代は”’Til”('61,#14)というヒットあり)からペギー・サンティジリアに代わってからのもの。語りがあって合いの…

004・Why Do Lovers Break Each Other's Heart? / Bob B Soxx & The Blue Jeans

ボブ・B・ソックスことボビー・シーンにブロッサムズのダーレン・ラヴ、ファニータ・ジェイムズを加えた男女混声グループがBBS&BJ。62に3枚のシングルをPhillesに残しています。スペクターの秘蔵っ子だったダーレン・ラヴを売り出そうとした意味合いもあっ…

003・He Doesn't Love Me / Adrienne Posta

エイドリエンヌ・ポスタは、ロンドン出身の女優、シンガーで、Deccaに何枚かシングルがあります。映画はスウィンギング・ロンドンの時代に「いつも心に太陽を」「茂みに中の欲望」「Up The Junction」といった作品に出演(端役)しています。「Girl Zone」('8…

002・Whenever Teenager Cries / The Jeans

レパラータ&デルロンズで知られる”Whenever A Teenager Cries”をジーンズのヴァージョンで。詳細不明のグループでその昔「Laurie Girl Groups Cillection」というテイチクから出たCD('89)に収録されてました。クレジットが81年なんで、未発表曲か? ディキ…

001・Born To Be Together / The Ronettes

一番好きなガールグループは昔からロネッツと決まってます。62年にフィル・スペクターに見いだされたロネッツは、ヴェロニカとエステルのベネット姉妹に従妹のネドラ・タリーを加えたNY出身の3人組。”Born To Be Together”('65、Philles)はやや人気が陰り始…