2・ドリー・パートン

Don't Drop Out / Dolly Parton('66)

のちにカントリーシーンで大御所となるドリー・パートンのガールズ時代のシングル"Don't Drop Out"は語りで始まるシャングリ・ラス的なムードのナンバー。作者はロニー&デイトナスのボビー・ラッセルとバズ・カーソン。リリースはMonumentから。

https://www.youtube.com/watch?v=Zq6_el27aw8

 

WHERE THE GIRLS ARE VOL1

WHERE THE GIRLS ARE VOL1

  • アーティスト:V.A
  • Ace
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1・リネット・ウエスト

This Is Where I Came In / Lynette West ('63)

詳細不明のリネット・ウエストの唯一のシングル(Josie)"If She Doen't Want You"のB面。後半パワフルに歌う部分が好き。オーソドックスなロッカバラードではありますがパンチのあるvoがいい。作者はベン・ワイスマンとドティ・ウェイン。arrはジャック・ニッチェらしい。

https://www.youtube.com/watch?v=_U3Da728MdA

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
チャーリー・ドア
56年英ミドルエセックス出身
チャーリー・ドアの”Pilot Of Airwaves”はラジオのDJの声に惹かれる少女の話で、10代のころに聞いてすごく共感したものです。ターニー・スペンサー・バンドにいたアラン・ターニーprodによるよく出来たポップスでナッシュヴィル録音でカントリー的な乾いた味わいを入れてます。
 
 
 
 
 メアリー・マクレガー
メアリー・マクレガーはミネソタ出身の女性シンガーで、PPMのピーター・ヤーロウに見出され76年にAriola-Americaよりデビュー。そのデビュー作のタイトルとなった"Torn Between Two Lovers"は、2週#1となり大型新人として注目されました。日本ではビクターからリリースされ、ちょうど全米チャートを気にし出した頃だったのでしっかり覚えてます(邦題は"過ぎし日の想い出")。"Torn Between Two Lovers"は、メロウな邦題とは裏腹に2人の男を好きになってしまう女性の揺れ動く心情を描いたもので、この大ヒットで実生活でもマクレガーは離婚してしまうという皮肉な話がありました(というくだりはこの曲を紹介した媒体には必ず紹介されていますのでお約束)。
Midnight Specialの動画には、なんとバックにはローズマリー・バトラーがバーサ時代のようにbassを弾き参加(この2人は日本のアニメ映画の主題歌を歌ったという共通項がおもしろいです(マクレガーは「銀河鉄道999」、バトラーは「幻魔大戦」))。セクシーなのかそうでないのかよくわからないコスチュームです。
 
 
 
 
 
【Female】#5ルー・ヘイズル(Lou Haysle)
マイナーなものばかり出してて申し訳ないんですが、求む情報的な意味合いもあるのでご勘弁を。ルー・ヘイルズは、またも詳細不明で77年のMyrrhから1枚「Don't Hide Away」を出してる英国の女性ssw。Myrrh(マー)と言うレーベルはクリスチャン・ミュージックの会社なんで、そっち系の歌を歌った人でしょう。ストリングスやオーケストラをバックに歌いあげるMORですけど、こういうの苦手なはずなのにスーッと入ってくるのはやはり声質なんかなあ。もちろん持ってるわけではなく何曲か聞かせてもらった程度。声は少しだけギリアン・マクファーソン似であります。
 
 
【Female】#7ザ・フェミニン・コンプレックス(The Feminine Complex)
乱暴なメディアではラナウェイズは世界で最初のガールズ・バンドだ、みたいな感じで紹介されてますが、そんな話は大嘘で、60'sにもガールズ・バンドはザクザクあります。ナッシュヴィル出身のフェミニン・コンプレックスは高校の同級生5人で結成したガレージバンドで69年に解散していますが、唯一のLP「Livin’ Love」('69)が90'sにCD化され一部で話題になりました。ソフトロックなポップス的な曲もありますが一番ロックな”Hide And Seek”を。
 
 
 
 
 
 
 
 
日本デビュー前からFM東京の番組に本人が出演するコーナーが設けられたり、ポストONJとして東芝EMIだけでなく関係者が一丸となって新たな洋楽スターを作り出そうとしていたことを思い出します。だから日本盤LP「Takin’ My Time」は当時としてかなり豪華なシングル含むボーナストラック入りでした。そうしたヒット曲以外のアルバム曲でも結構なクオリティで”Voice On The Radio”あたりは結構気に入ってます.
 
 
 
 
 
 
ツァイトガイスト(Zeigeist)は後にレイヴァーズとなる米バンドで、85年に日本でLPが出てエアチェックしたカセットはよく聞いてました。シンディー・トスの女性コーラスが印象的なこのナンバー、もろツボです。
 
【Female】
 
G1コルヴィンF1クエイル
G2フレッチャーF2エイミーマン
G3アナ・リゾF3ニコレット
G4ベティブラF4キキ
G5ウィードリンF5マギー
G6ルビーF6サラワト
G7サンディF7ケイト
G8スーザンF8マディガン
G9ブレンダF9ウルリッチ
G10カトリーナF10キャシー
G11ベネターF11サリアンジー
G12ペチュラF12クリスティン
 
 
 
 
 
 
 

215・ヴェロニカ

フィル・スペクターが獄中で死亡というニュースが入ってきました。かなりクレージーな人だとは聞いてましたが、その事とスペクターの功績はまた別の話(当たり前ですが)。前妻ロニー・スペクターも、素晴らしい音楽家だったが下劣な夫だった、と追悼ツィートでつぶやいてます。ロネッツはほとんどの曲が文句なしの素晴らしさですが、ヴェロニカ名義で出した”Why Don’t They Let Us Fall In Love?”('64)もいいムードです。
大瀧監修のスペクターボックスがリリース直前で中止となり、しばらくしてAbkcoから4枚組ボックスが出て、いちばん安いところを求めてあちこち彷徨った(結局渋谷の旧タワレコ向かいにあった頃のレコファンが一番安かった)ことを思い出します。RIP。
 

213・ロック・フォリーズ

「ロック・フォリーズ(Rock Follies)」は76~77年にイギリスでOAされたミュージカル風TVドラマで、ここから登場した3人組女性トリオの名前でもあります。ルーラ・レンスカ、シャーロット・コーンウェル、ジュリー・コヴィントンの3人で、皆歌える女優。ロキシー・ミュージックのアンディ・マッケイがprodした2枚のLP(IslandとPolydorからリリース)はイギリスで大ヒットしました。この辺は当時のシーンを知らないとなかなかわからないのですが、グラムロックとパンクを結ぶ部分につながります。数日前シャーロット・コーンウェル(大体向かって一番右の人)の死亡が伝えられました。

https://www.youtube.com/watch?v=wFFNysJTRCE&fbclid=IwAR1lyc40RN0XeUg0DZ2zvbJ02Al_iHzKjPGOi3AMitjV9eTk60q_ADrrRNA

212・ジュディ・ズーク、ビヴァリー・クレイヴン、ジュリア・フォーダム

ジュディー・ズーク、ビヴァリー・クレイヴン、ジュリア・フォーダムの3熟女によるコラボは「Woman To Woman」('16)をリリースするまでになりました。ここからの”If”です。

https://www.youtube.com/watch?v=hGoFQ1Hop-E

211・パールズ

アン・シモンズとリン・コーネルのリヴァプール出身の女性デュオ、パールズはBellに何枚かシングルを出しています。最大のヒットは74年の”Guilty”らしいですが、72年にはロネッツA&M時代のシングル”You Came You Saw You Conquered"をカヴァーしています。完コピですが楽しい。

https://www.youtube.com/watch?v=0Mnc8MHbM7k