■
メアリー・マクレガー
メアリー・マクレガーはミネソタ出身の女性シンガーで、PPMのピーター・ヤーロウに見出され76年にAriola-Americaよりデビュー。そのデビュー作のタイトルとなった"Torn Between Two Lovers"は、2週#1となり大型新人として注目されました。日本ではビクターからリリースされ、ちょうど全米チャートを気にし出した頃だったのでしっかり覚えてます(邦題は"過ぎし日の想い出")。"Torn Between Two Lovers"は、メロウな邦題とは裏腹に2人の男を好きになってしまう女性の揺れ動く心情を描いたもので、この大ヒットで実生活でもマクレガーは離婚してしまうという皮肉な話がありました(というくだりはこの曲を紹介した媒体には必ず紹介されていますのでお約束)。
Midnight Specialの動画には、なんとバックにはローズマリー・バトラーがバーサ時代のようにbassを弾き参加(この2人は日本のアニメ映画の主題歌を歌ったという共通項がおもしろいです(マクレガーは「銀河鉄道999」、バトラーは「幻魔大戦」))。セクシーなのかそうでないのかよくわからないコスチュームです。
【Female】#5ルー・ヘイズル(Lou Haysle)
マイナーなものばかり出してて申し訳ないんですが、求む情報的な意味合いもあるのでご勘弁を。ルー・ヘイルズは、またも詳細不明で77年のMyrrhから1枚「Don't Hide Away」を出してる英国の女性ssw。Myrrh(マー)と言うレーベルはクリスチャン・ミュージックの会社なんで、そっち系の歌を歌った人でしょう。ストリングスやオーケストラをバックに歌いあげるMORですけど、こういうの苦手なはずなのにスーッと入ってくるのはやはり声質なんかなあ。もちろん持ってるわけではなく何曲か聞かせてもらった程度。声は少しだけギリアン・マクファーソン似であります。
【Female】#7ザ・フェミニン・コンプレックス(The Feminine Complex)
乱暴なメディアではラナウェイズは世界で最初のガールズ・バンドだ、みたいな感じで紹介されてますが、そんな話は大嘘で、60'sにもガールズ・バンドはザクザクあります。ナッシュヴィル出身のフェミニン・コンプレックスは高校の同級生5人で結成したガレージバンドで69年に解散していますが、唯一のLP「Livin’ Love」('69)が90'sにCD化され一部で話題になりました。ソフトロックなポップス的な曲もありますが一番ロックな”Hide And Seek”を。
【Female】シーナ・イーストン(Sheena Easton)
日本デビュー前からFM東京の番組に本人が出演するコーナーが設けられたり、ポストONJとして東芝EMIだけでなく関係者が一丸となって新たな洋楽スターを作り出そうとしていたことを思い出します。だから日本盤LP「Takin’ My Time」は当時としてかなり豪華なシングル含むボーナストラック入りでした。そうしたヒット曲以外のアルバム曲でも結構なクオリティで”Voice On The Radio”あたりは結構気に入ってます.
【Female】
G1コルヴィンF1クエイル
G2フレッチャーF2エイミーマン
G3アナ・リゾF3ニコレット
G4ベティブラF4キキ
G5ウィードリンF5マギー
G6ルビーF6サラワト
G7サンディF7ケイト
G8スーザンF8マディガン
G9ブレンダF9ウルリッチ
G10カトリーナF10キャシー
G11ベネターF11サリアンジー
G12ペチュラF12クリスティン