132・マンナ

初期ピチカートの鴨宮諒が、脱退後組んだ、ゆるテクノユニットがマンナでした。女性voはモデルだったと言う梶原もと子。アルファから2枚出てます。実はクアトロでライヴ見てた事に気づきました。当時の自分のノートには、MCとか「ファン層がアイドルみたいでちょっとやな感じ」と上から目線で書いておりました(スマヌ)。つべにあるのはシングルの”ムッシュ・ダンダン”しかないんですけど。

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131・レイチェル・ファーロ

Rachel Faro、

レイチェル・ファーロに関してはほとんど知りません。ジョン・サイモンがprodしたファースト「Refugee」('74)がレココレに載ってたくらい。僕はセカンド「II」を持ってました。ウッドストック周辺の女性sswと言う話でしたが、ちょっと印象が違ったなあ。呪文みたいな”Wichi Tai To”をこの人もやってました。多分ファースト、セカンドどっちも未CD化。

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Refugees

Refugees

 

 

130・ジュリエット・ローソン

Juliet Lawson、

三角帽子をかぶった猿のイラストでタイトルが「Boo」ですもの、印象には残ります。EMI傘下のSoverignと言うレーベルに1枚ソロがあるsswジュリエット・ローソンの話。レーベルがらみもあってプログレ的解釈もされてますが、そういうアルバムではない様な気もします。基本は自身の弾くピアノの弾き語りで簡素なバックはつく曲もあります。ロル・コクシル(sax)やバリー・デ・ソウザ(ds)が参加。「そこにロマンと愛を見る、大型女性コンポーザー登場!!」と言うのが当時日本盤の帯文句。アルバムはこれっきりですが最近も歌ってるようです。09年の動画はご自身がアップ。

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Come Back Marylou

Come Back Marylou

 

 

 

ブー(紙ジャケット仕様)

ブー(紙ジャケット仕様)

 

 

 

129・オーキッズ

オーキッズ(Orchids)は63~64年に4枚シングル出して消えた14歳のガール・グループです。3人ともお世辞にも可愛くないんですが、米ガールズにないやんちゃな雰囲気がなかなか楽しい。一番有名なのはレイ・デイヴィスが書いた"I've Got That Feeling"('63,Decca)でしょうか。ジョージニア、パメラ、ヴァレリーの3人組。

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128・エルキー・ブルックス

Elkie Brooks、ランカーシャー州サルフォード出身

ヴィネガー・ジョー時代はシャウターでありながら、なめらかな歌声も聞かせてくれたエルキー・ブルックスはバンド解散後、MORの世界へまっしぐらで、こんなことやらなくてもいいのになあと思い続けてもう40年になります。今では怪しげな廉価レーベルからベストCDが乱発される女性シンガーになってしまったのですが、それでも最初の2枚くらいはまあいい感じではあります。77年のA&Mに人たちの番外編で、リーバー&ストーラーがprodしたセカンド「Two Days Away」からヒットした"Sunshine After The Rain"です。

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Rich Man's Woman & Two Days Away

Rich Man's Woman & Two Days Away

 

 

126・ジュリー・ミラー

Julie Miller、56年テキサス州ワクサハチー出身

90's終わりごろか、ちょっとの間ですけど、オルタナ・カントリーに夢中だったことありました。ウィルコ、ウィスキータウン、ジェイホークス、そしてバディ&ジュリー・ミラーをよく聞いてました。いつの間にか黒髪を脱色したエミルー・ハリスが、ゆったりとしたカントリーから、攻撃的なカントリーを歌うようになってまして、そのキーマンだったのがエミルーのバンド、スパイボーイのバンマスのバディ・ミラーだったのです。その奥方ジュリーもオルタナ・カントリーの裏方としてバディが注目されるようになると、日本でも一部でクローズアップされるようになりました。99年の「Broken Things」は今でも手を伸ばす事が多い1枚。泣きながら歌ってる様に見える下がり眉毛が印象的な人です。

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Broken Things

Broken Things