131・レイチェル・ファーロ
Rachel Faro、
レイチェル・ファーロに関してはほとんど知りません。ジョン・サイモンがprodしたファースト「Refugee」('74)がレココレに載ってたくらい。僕はセカンド「II」を持ってました。ウッドストック周辺の女性sswと言う話でしたが、ちょっと印象が違ったなあ。呪文みたいな”Wichi Tai To”をこの人もやってました。多分ファースト、セカンドどっちも未CD化。
130・ジュリエット・ローソン
Juliet Lawson、
三角帽子をかぶった猿のイラストでタイトルが「Boo」ですもの、印象には残ります。EMI傘下のSoverignと言うレーベルに1枚ソロがあるsswジュリエット・ローソンの話。レーベルがらみもあってプログレ的解釈もされてますが、そういうアルバムではない様な気もします。基本は自身の弾くピアノの弾き語りで簡素なバックはつく曲もあります。ロル・コクシル(sax)やバリー・デ・ソウザ(ds)が参加。「そこにロマンと愛を見る、大型女性コンポーザー登場!!」と言うのが当時日本盤の帯文句。アルバムはこれっきりですが最近も歌ってるようです。09年の動画はご自身がアップ。
128・エルキー・ブルックス
Elkie Brooks、ランカーシャー州サルフォード出身
ヴィネガー・ジョー時代はシャウターでありながら、なめらかな歌声も聞かせてくれたエルキー・ブルックスはバンド解散後、MORの世界へまっしぐらで、こんなことやらなくてもいいのになあと思い続けてもう40年になります。今では怪しげな廉価レーベルからベストCDが乱発される女性シンガーになってしまったのですが、それでも最初の2枚くらいはまあいい感じではあります。77年のA&Mに人たちの番外編で、リーバー&ストーラーがprodしたセカンド「Two Days Away」からヒットした"Sunshine After The Rain"です。
Rich Man's Woman & Two Days Away
- アーティスト: Elkie Brooks
- 出版社/メーカー: Universal UK
- 発売日: 2010/05/03
- メディア: CD
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126・ジュリー・ミラー
Julie Miller、56年テキサス州ワクサハチー出身
90's終わりごろか、ちょっとの間ですけど、オルタナ・カントリーに夢中だったことありました。ウィルコ、ウィスキータウン、ジェイホークス、そしてバディ&ジュリー・ミラーをよく聞いてました。いつの間にか黒髪を脱色したエミルー・ハリスが、ゆったりとしたカントリーから、攻撃的なカントリーを歌うようになってまして、そのキーマンだったのがエミルーのバンド、スパイボーイのバンマスのバディ・ミラーだったのです。その奥方ジュリーもオルタナ・カントリーの裏方としてバディが注目されるようになると、日本でも一部でクローズアップされるようになりました。99年の「Broken Things」は今でも手を伸ばす事が多い1枚。泣きながら歌ってる様に見える下がり眉毛が印象的な人です。
- アーティスト: Julie Miller
- 出版社/メーカー: Hightone Records
- 発売日: 1999/08/17
- メディア: CD
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