2019-01-01から1年間の記事一覧

005・My Boyfriend's Back / The Angels

エンジェルズは、ニュー・ジャージー出身の白人トリオ。”My Boyfriend's Back”('63,Smash)は#1となった大ヒットでvoがリンダ・ジャンセン(この時代は”’Til”('61,#14)というヒットあり)からペギー・サンティジリアに代わってからのもの。語りがあって合いの…

004・Why Do Lovers Break Each Other's Heart? / Bob B Soxx & The Blue Jeans

ボブ・B・ソックスことボビー・シーンにブロッサムズのダーレン・ラヴ、ファニータ・ジェイムズを加えた男女混声グループがBBS&BJ。62に3枚のシングルをPhillesに残しています。スペクターの秘蔵っ子だったダーレン・ラヴを売り出そうとした意味合いもあっ…

003・He Doesn't Love Me / Adrienne Posta

エイドリエンヌ・ポスタは、ロンドン出身の女優、シンガーで、Deccaに何枚かシングルがあります。映画はスウィンギング・ロンドンの時代に「いつも心に太陽を」「茂みに中の欲望」「Up The Junction」といった作品に出演(端役)しています。「Girl Zone」('8…

002・Whenever Teenager Cries / The Jeans

レパラータ&デルロンズで知られる”Whenever A Teenager Cries”をジーンズのヴァージョンで。詳細不明のグループでその昔「Laurie Girl Groups Cillection」というテイチクから出たCD('89)に収録されてました。クレジットが81年なんで、未発表曲か? ディキ…

001・Born To Be Together / The Ronettes

一番好きなガールグループは昔からロネッツと決まってます。62年にフィル・スペクターに見いだされたロネッツは、ヴェロニカとエステルのベネット姉妹に従妹のネドラ・タリーを加えたNY出身の3人組。”Born To Be Together”('65、Philles)はやや人気が陰り始…

172・マッケンジー・フィリップス

McKenzie Phillips、59年、ヴァージニア出身 ママス&パパスのジョン・フィリップスが音楽活動を始める前に結婚したスーザン・アダムスとの間に生まれた、マッケンジーは十代のころから女優として「アメリカン・グラフィティ」「ブルージーンズ・ジャーニー」…

171・スー&サニー

Sue Glover & Sunny Leslie ブラザーフッド・オブ・マンの初期のメンバーでもありましたが、それ以前にもスー&サンシャインの名前でシングルを出してたインド生まれの英国人姉妹デュオで、スー・グローヴァーとサニー・レズリーという単独でのステージネーム…

170・ヴィッキ・ブラウン

Vicki Brown、40年リヴァプール出身 60'sにはヴァーノン・ガールズというガール・グループで、70'sには旦那のジョー・ブラウンと一緒にブラウンズ・ホーム・ブリューに参加してた人。英国産スワンプとして語られるBHBは、実はもっと大衆的な音楽でロニー・レ…

169・パティ・シャルファ

Patti Scialfa、53年ニュージャージー出身 パティ・シャルファは、スプリングスティーンの奥さんでE・ストリート・バンドのgtr。ソロデビューは93年と結婚後。マイク・キャンベルが絡んでると途端にトム・ペティっぽいムードになりますが、初ソロ「Rumble Do…

168・シェルビー・フリント

Shelby Flint、39年、カリフォルニア州ノースハリウッド出身 若きジョニ・ミッチェルが憧れたそうなシェルビー・フリントは清涼剤的なすがすがしさのフォーキーな歌声が印象的な人。58年にデビューし、旦那のバリー・デヴォーゾンのValiantレーベルから何枚…

167・マクシン・ナイティンゲイル

Maxine Nightingale、52年ロンドン出身 在英のギアナ系R&Bシンガー。60'sにはPyeに3枚のシングルがありますが不発、ドイツでロック・ミュージカル「Hair」や「Jesus Chrsit Superstar」のドイツ・キャストに出演したのち帰英。ディスコ路線の”Right Back Whe…

166・クリスティン・マクヴィー

Christine McVie、43年ランカシャー出身 チキン・シャックからフリートウッド・マックに参加して50年弱。抜けていた時期はあるがスティーヴィー・ニックスと並んでマックの顔であります。若い頃からくすんだスモーキーな歌声が魅力。70's半ばからポップなメ…

165・バナナラマ

ユーロビートに特化して全世界的にブレイクする前、このゆるい三人組は、80'sUKニュー・ウェイヴに花を添える癒し系でした。Londonから出たファーストは、ぶりぶりのアイドル路線の曲もありました。ファン・ボーイ・スリーとの共演シングルでは、合コンっぽい…

164・メイ・マッケナ

Mae MacKenna グラスゴー出身の英フォークロックでTransatlanticにLPがありましたコントラバンドの歌姫。なんといってもその澄んだ歌声が印象的な人です。その後ソロになって出したCDを1枚買いましたがエドガー・ウィンターやランディ・ニューマン、ジョン・…

163・マーサ・ジョンソン

Martha Johnson、50年トロント出身。カナダのNew Waveバンド、マーサ&ザ・マフィンズのkb,voとして80'sから現在まで活動。デビュー当時バンドには、もう一人のマーサ(・ラドレー)がおりました。日本ではVirgin傘下のDin Discから何枚かアルバムが出てまし…

162・カーメル・マッコート

Carmel カーメル・マッコート(vo)をフィーチャーしたカーメルはマンチェスターで結成されたグループで、マッコートのジャジーな歌声が、シャーディーと同様80'sの英ソウル・ジャズシーンを彩りました。リリースはLondonで84年の”Bad Day”は、スティーヴ・ナ…

161・デビー・マクフィー

Debbie McFee、 10年前仲間内でやってたお題セレクト合戦で、小林さんが選曲したRFDは70's初めの米アシッド・フォークロックで07年に韓国Rivermanから世界初CD(音源)化されています。もともとはプライヴェート・プレスだったわけで、知らないだけで素敵な音…

160・プリシラ・パリス

Love Priscilla アーティスト: Priscilla Paris 出版社/メーカー: Ace Records UK 発売日: 2012/08/07 メディア: CD この商品を含むブログ (1件) を見る Priscilla Paris、 パリス・シスターズは、アルベス、シュレル、プリシラの3姉妹で、日本ではモコ・ビ…

159・ジャスティン

ベスリン・ベイツ(Bethlyn Bates)、ヴァレリー・コープ(Valerie Cope)、ローレット・スティヴァーズ(Laurette Stivers)の3人の女性voをフィーチャーした5人組ジャスティンは、フォーク風味ですが、ジャジーな曲、ポップな曲もあるという具合で、Uniに1枚L…

158・ディー・ディー・ブリッジウォーター

Dee Dee Bridgewater、50年、テキサス州メンフィス出身 ローリング・ストーンの赤い本では「絹の様ななめらかさ、正確な発声、感動的な声域」と大絶賛の割に76年のAtlanticからの「Dee Dee Bridgewater」は星二つです。昨日も別グループで書いたのですが、ほ…

157・エイプリル・マーチ

April March この人カリフォルニア生まれのアメリカ人なんですね。60’sのフレンチ・ポップス的なイエイエナンバーを90’sにカヴァーしてて、ソフトロック~フレンチの流れで知ってはいましたが。95年にはフランス・ギャルの”娘たちにかまわないで”(ゲンズブー…

156・ビヴァリー・ブレマーズ

Beverley Bremers、50年シカゴ出身 元々はミュージカル畑の人だったらしいが、"Don't Say You Don't Remember"('72,Scepter,#15)がヒット。昼メロ的なナンバーでよろめくようなMOR。作者はヘレン・ミラーとエステル・リヴェット。ただチャイ・コルトレーンも…

155・ロージー・ハムリン

Rosie Hamlin、45年オレゴン出身 ジョン・レノンが「Rock And Roll」で取り上げた"Angel Baby"('60)を歌っていたのがロージー・ハムリンをフィーチャーしたロージー&ザ・オリジナルズ。ドゥーワップ感覚あふれる素敵なナンバーでした。99年にAceから出たベ…

154・リンダ・ロンシュタット

Linda Ronstadt、46年アリゾナ州トゥーソン出身 パーキンソン病のため闘病中のリンダ・ロンシュタットは、ストーン・ポニーズ時代のカントリー路線を進め、後のイーグルスの複数のメンバーをバックにしたバンドでソロデビューを図りました。転機となったのが…

153・フローレンス・ワーナー

Florence Warner、47年、ジョージア州出身 コーラスワークで70'sあちこちで見かけた人ですが、本職はCMやTV畑の人らしくwikiにもそういう記載があります。74年にEpicから出たファーストは未CD化。トッド・ラングレンのあの曲をカヴァー。 Florence Warner - …

152・ミリアム・バックハウス

Miriam Backhouse、 78年の「Gypsy Without A Road」(Middle Earth)でその種の英国フォーク愛好家に知られるようになった女性フォークシンガー。トラッドとオリジナルが半々らしいが、prodがサフロン・サマーフィールドということが注目の理由でしょうか。ロ…

151・リタ・ジーン・ボダイン

Rita Jean Bodine、 リタ・ジーン・ボダインは74年に20th Centuryから2枚のLPを出してる女性シンガー。日本盤も出てないし詳細不明ですが、短髪でマニッシュな風貌、音はソウル~ファンク的なニュアンスも感じさせます。バック・ヴォーカルとして名前を見た…

150・トニ・ワイン

Toni Wine、 Toni Wine、47年NY出身 60's米のソングライターでたまにシンガー。この人の一番有名な作品はマインドベンダーズやフィル・コリンズがヒットさせた”Groovy Kind Of Love”でしょうね。シンガーとしては架空のスタジオ・グループのアーチーズに参加…

149・クリッシー・クエイル

英RCAにたった1枚LPを残して消えたデイライト(Daylight)というフォーク・ロック5人組がおりました。エレクトリックな曲はないものの、メンバーにはdsがいるので一本調子な弾き語りではない事が、僕にとって飽きさせない理由の一つになっていますけど、マイ…

148・レスリー・メンデルソン

Leslie Mendelson、77年NY出身 結局のところ、この人は「Swan Feathers」('09)しか?出してないんでしょうか?「ミュージック・マガジン」の輸入盤紹介のページの渡辺亨さんのレヴュー読んで気に入って注文した、白人女性sswのデビュー盤。同じ頃注目されて…