2019-03-10から1日間の記事一覧

69・ビヴァリー・マーティン

Beverley Martyn、47年コヴェントリー出身フォーク系のsswジョン・マーティンの奥さんだった人です。60'sにはビヴァリーの名前でアイドル系の女性シンガーでしたが(正月のめでたい曲は今朝挙げました)、結婚後はジョン&ビヴァリー・マーティンとしてIslandに…

68・タミー・セント・ジョン

Tammy St.John、スウィンギング・ロンドン時代のティーン・シンガーであるタミー・セント・ジョンは、Pyeに数枚のシングルを残して消えた人です。歌い上げる”Dark Shadows And Empty Hallways”('65)はとても14歳とは思えない、大人びたそして堂々たる歌声で…

67・モウリーン・マクドナルド

Maureen McDonald、マイケル・マクドの妹のモウリーンはドゥービーの「Livin' On The Fault Line」('79)にも参加してましたが、85年にデルタというバンドでMCAからデビュー。結局この1枚で解散しました。つべにあった事も知りませんでしたが、この"Endless Ch…

66・ジョアンナ・カーリン

Jonnna Carlin、メラニー・ハロルドの名前でもLPを出してる英フォーク系の女性シンガー、ジョアンナ・カーリンの「Fancy That」('79,DJM)はジャケからしてなかなか手が伸びにくいものですが、かつて「夢見る歌姫」という邦題でCD化されたこともありました。ま…

65・バーバラ・ガスキン

Barbara Guskin、50年ハットフィールド生まれ。 バーバラ・ガスキンは、現在はデイヴ・スチュワートとのスチュワート&ガスキンで活動する女性シンガー、それ以前にはハットフィールド&ザ・ノースのコーラス隊、ノーセッツのメンバーでした。ハットフィール…

64・渡辺満里奈

70年東京生まれ おニャン子クラブ会員番号36番。86年にソロデビュー、Epic Sonyならではのアイドル戦略で極上の作品群をリリース。映画、洋楽への造詣、興味はヲタ(含む自分)熱狂。個人的には、新潟、新宿、恵比寿の3回のライヴ経験あり。そのちゃんとは別…

63・インガ・ランプ

Inga Rampf、インガ・ランプをフィーチャーしたフランピイ(Frumpy)は、ハモンドオルガンとインガの男勝りの(という表現が当時あふれてたでしょう)パワフルなvoをフィーチャーしたドイツのハードロックで、デビュー当時はgなしの編成だったそうですが「2」…

62・ケイト・ウォルシュ

Kate Walsh、ブライトン出身。 もう10年以上前の作品になってしまった「Tim's House」('07)でデビューしたイギリスのフォーク系ssw、ケイト・ウォルシュです。当時ミュージック・マガジンの輸入盤紹介で知って激賞のコメントに共感して聞いてみて気に入った…

61・シラ・ブラック

Cilla Black、43年リヴァプール出身。ブライアン・エプスタインが手掛けた60'sのマージー・ガールですが、ビートガールには程遠くMOR的な曲を歌っていて、可愛らしいのにオバハンくさいなあ、というのが昔からの印象。この路線ではジャッキー・トレントやペ…

60・epo

60年東京出身。新時代のシティポップ感覚あふれるsswとしてまたコーラスワークの達人として80'sにブレイク。4thの「Vitamin EPO」までは愛聴。とりわけ「うわさになりたい」前後の村田和人との青山タワーホールのライヴは圧巻でした。 www.youtube.com www.y…

59・エイミー・マディガン

Amy Madigan、50年シカゴ出身。ウォルター・ヒル監督の傑作アクション映画「ストリート・オブ・ファイア」でマイケル・パレのいい相棒になってた女兵士?のマッコイを演じた女優エイミー・マディガンは、70'sにはジェリー(Jelly)と言うグループでAsylumに1枚…

58・ウェンディー・ハース

Wendy Haas、50年生まれ ラテン・ロックのアズテカのkb奏者でシンガーでもあるウェンディ・ハースの名前を知ったのは鈴木茂の「Band Wagon」でした。誤植の多かったパナム(クラウン)盤のクレジットを読んで(サンタナのダグ・ロウチ(Rouch)がRanchになって…

57・ヴァレリー・カーター

Valerie Carter、53年フロリダ州ウィンターへイヴン出身1年前に訃報が伝えられた、ヴァレリー・カーターです。代表曲は心ある方々がきっと挙げてくれるので、重箱の隅を。1年前も、これは知らんかった、と書きました。ジャン・マイケル・ヴィンセント、ケイ…

56・サンディー・ショウ

Sandie Shaw、47年イギリス、タゲナム出身。60'sは裸足だった事がトレードマークの英女性シンガーのサンディー・ショウは70's半ばから引退状態でしたが、スミスのモリッシーのアイドルという事で再三のモリッシーからのラヴコールにこたえスミスをバックにし…

55・キャッシー・スミス

Kathy Smith、カリフォルニア出身のsswで、フリー・フォークがもてはやされた00'sにちょっと話題になりました。デビュー前のジャクソン・ブラウンやパメラ・ポランド、ジミー・スフィーリスあたりと交流があったりしたそうです。デビューがインディーのStorm…

54・ベス・オートン

Beth Orton、70年イギリス、ノリッジ出身。デジタル世代のジョニ・ミッチェル、みたいな事を書かれて気になったのがきっかけで、珍しく本気で好きになった人(最高で4枚持ってた時期がありました)。最初に買ったのはセカンドの「Central Reservation」でして…

53・ゼルダ

フィッツジェラルドの焼身自殺した妻・ゼルダ・セイヤーからバンド名を取ったガールズ・バンド。東京ニュー・ウェイヴ華やかなりし80年にインディーからデビュー。中心となったのはチホ(b.vo)、サヨコ(vo)で82年にマーキュリーからデビュー。このファースト…

52・マギー・ライリー

Maggie Reiley、56年グラスゴー出身。FB界隈でもファンが多いマギー・ライリーはやはりマイク・オールドフィールドのバンドで歌ってた頃知ったという人が多い様です。それ以前にはAnchorから1枚LP出してたケイドゥ・ベルにいました。C・ベルは76年という時代…

51・ジャーニー・カアグマン

Jerney、Kaagman、47年オランダ、ハーグ出身よくは知らないけど、アース&ファイアはオランダのグループです。"Seasons"('70)が有名なグループですが、シンフォニックな色合いを強めた、この”Storm And Thunder”('71)もすごい。強烈なkbワールドです。このバ…

50・ディーナ・ウェブスター

Deena Webster、美麗なジャケとすぐに行方不明になったおかげで神格された女神の一人がディーナ・ウエブスターです。英Parlophoneに1枚LPがあるフォークシンガーで、唯一作「Deena Webster Is Tuesday's Child」は古い時代のフォークソングと言う感じで個人…

49・ルー・ヘイルズ

Lou Hayles、詳細不明で77年のMyrrhから1枚出してる英国の女性シンガー。Myrrh(マー)と言うレーベルはクリスチャン・ミュージックの会社なんで、そっち系の歌を歌った人でしょう。ストリングスやオーケストラをバックに歌いあげるMORですけど、こういうの…

48・ルビー・スター

Ruby Starr、49年オハイオ州トレド出身。ブラック・オーク・アーカンソーと一緒に活動する事が多かったルビー・スターは、BOAの"Jim Dandy"も甲高いvoを聞かせていますが、75年にCapitolと契約しグレイ・ゴーストを率いて3枚のLPを出してます。見た目も怖そ…

47・ボニー&ザ・トレジャーズ

Bonnie(Charlotte O'Hara)、フィル・スペクターのPhillesをメインレーベルとすると、傍流系のPhi-danから出たのがボニー&ザ・トレジャーズの”Home Of The Brave”です。バリー・マン&シンシア・ウェイル夫妻が書いたスペクタータッチのガール・サウンド。ボニ…

46・ジョーン・バエズ

Joan Baez、41年NY出身。引退が報じられたジョーン・バエズですけど、朗々とした歌声はポップフィールドに移ってからも印象的です。個人的に一番フィットするのは「Diamond And Rust」('74)で、ポップ、ロック、ソウル、ジャズに接近し、ジョニ・ミッチェル的…

45・プリシラ・クーリッジ(ジョーンズ)

Priscilla Coolidge(Jones)、40年テネシー州ラファイエット出身。 リタ・クーリッジの姉でブッカー・T・ジョーンズ夫人のプリシラ・クーリッジ(ジョーンズ)は白人ですが、ゴスペル風のパワフルな歌声を聞かせる人。ブッカーT&プリシラとしてA&Mに何枚か…

44・ベティ・ブライト

Bette Bright、ケント州ウィッツタブル出身。70's後半のリヴァプールで異彩を放っていたデフ・スクールというバンドがおりましたが、クライヴ・ランジャー(vo)と共にバンドのフロントだった女性シンガーが、アン・マーティンで解散後、ベティ・ブライトの名…

43・シャーリ・ウルリッチ

Shari Ulrich、51年カリフォルニア出身。カナダのホームタウン・バンドのvo&violin。出会いはFM・ステーション誌に長門芳郎さんが書いてた新着輸入盤のコラムで、ハードなカーラ・ボノフと紹介されてた「One Step Ahead」('81,A&M)でした。いいなあと思った…

42・ニッキー・バークレイ

Nickey Barclay、ガールズ・バンドのファニーのkbだったニッキー・バークレイはジョー・コッカーのマッド・ドッグス&イングリッシュ・メンのコーラス隊出身です。そこからもわかりますがファニーは、4人のガールズが集まってますが、グラムロック的なバンド…

41・河合その子

孤高の人だった。おニャン子クラブのお姉さん格で最初の卒業生なりのプレッシャーを感じながら、十分健闘。秋元康=後藤次利コンビもいい作品を提供。脱アイドルとなった後の2枚は、もっとFC系のコアな人たちではなく幅広い人たちに聞かれるべきだったと最近…

40・ヴェルナ・リンド

スウェーデン、ルンド出身80'sのスウェーデンの女性シンガー、ヴェルナ・リンドは「John Barry meets New Wave」とか言われてましたが女スパイと言うイメージを上手く利用した人。Compact Organaizationというトト・テイラーのレーベルからリリースされまし…