022・Sh-Down Down Song / The Ginger Snaps

「Where The Gurls Are!」がらみでもう1曲。65年Dunhillに1枚出したっきりのジンジャー・スナップスの”Sh-Down Down Song”は、キュートなコーラスが印象的な曲。スローン=バリの作品とは気づかんかった。正式なクレジットはThe Ginger Snaps Featuring Dand…

021・Sneaky Sue / Patty Lace & The Petticoats

「Where The Gurls Are!」('84,Kent)という名コンピLPがありまして、ミック・パトリック監修で、僕は青山のパイド・パイパー・ハウスで入手したのですが奇跡の名曲ぞろい。その1曲目がパティ・レイス&ザ・ペチコーツの”Sneaky Sue”('63)でした。Kappに3枚の…

020・You'll Never Walk Alone / The Blue-Bells

61年にフィラデルフィアで結成されたブルー・ベルズは、パティ・ラベル、シンディ・バードソング(のちにシュープリームスに参加)、ノーナ・ヘンドリクス、サラ・ダッシュの4人組黒人グループ。62年の"I Sold My Heart To Junkman"のような元気系の曲よりも…

019・I Want You / Jeannie & Big Guys

ジーニー&ビッグ・ガイズとしてPicadillyから63~4年に2枚シングルを出した人。まあビートものでリードvoが女性というパターン。”I Want You”('64)は2枚目、軽いけど悪くないです。この後ソロになってシンディ・コールの名前でColumbiaに2枚シングルが続きま…

018・If You Love Me / Jackie Trent

ジャッキー・トレントは、ニューキャッスル出身のシンガーで、旦那のトニー・ハッチと組んで英国らしいゴージャスな音世界を彩る歌声を披露。日本では”愛の賛歌”として知られる”If You Love Me”('64,Picadilly)は、カスタネットが連打される英国流スペクター…

017・Devil In His Heart / The Donays

ビートルズがデビュー作で取り上げた”Devil In His Heart”('62、Brent)で知られるドネイズは、ミシガン出身の黒人4人組。62年の時点でロック的な演奏がジョージ・ハリスンの耳にとまったのでしょうか?これ以外はほとんど無名に近い人たちですが、リチャード…

016・It's Gonna Take A Miracle / The Royalettes

リトル・アンソニー&インペリアルズを手掛けたテディ・ランダッツォがprodしたボルティモア出身の黒人4人組ロイヤレッツといえば、ローラ・ニーロも取り上げた”It's Gonna Take A Miracle”('65,MGM)が代表曲。しっとりさも魅力です。 The Royalettes - It's…

015・The Wah Watushi / The Orlons

男性1人を含むフィラデルフィア出身の黒人4人組、オーロンズ。62年に出した”The Wah Watushi”(Cameo,#2)の楽しさはなかなかのもの。リードvoのロゼッタ・ハイタワーはソロになりました。 THE ORLONS the wah watusi

014・A Girl Is Not A Girl / Toni Wine

トニ・ワインは、60's米のソングライターでたまにシンガー。この人の一番有名な作品はマインドベンダーズやフィル・コリンズがヒットさせた”Groovy Kind Of Love”(歌詞はキャロル・ベイヤー・セイガーが書いた)でしょうね(71年に自分でも歌ってます)。シン…

013・Wonderful Summer / Robin Ward

初めて聞いたのはタツローさんのラジオでした。”Wonderful Summer”('63,Dot)は、永遠のサマー・クラシックともいえるキュートな歌声ですけど、後に回転数を変えて加工した歌声だったとして複雑な思いでした。ロビン・ワードは後に、ジャッキー・ワードとして…

012・Cast Your Fate To The Wind / Shelby Flint

若きジョニ・ミッチェルが憧れたそうな、カリフォルニア出身のシェルビー・フリントは清涼剤的なすがすがしさのフォーキーな歌声が印象的な人。58年にデビューし、旦那のバリー・デヴォーゾンのValiantレーベルから何枚かシングルが出ています。可憐で儚いウ…

011・Take Me To The Pilot / Birds Of A Feather

アイリーン(Irene)とドリーン(Doreen)のチャンター姉妹は、60's終わりにはバーズ・オブ・ア・フェザーと名乗ってガール・グループっぽいシングルを出してましたが、70's後半には、バック・コーラスやらディスコっぽいシングルで名前を聞くようになりました…

010・Home Of The Brave / Bonnie & The Treasures

フィル・スペクターのPhillesをメインレーベルとすると、傍流系のPhi-danから出たのがボニー&ザ・トレジャーズの”Home Of The Brave”です。バリー・マン&シンシア・ウェイル夫妻が書いたスペクタータッチのガール・サウンド。ボニーことシャーロット・マセニー…

009・Dark Shadows And Empty Hallways / Tammy St.John

タミー・セント・ジョンは、ロンドン出身でPyeに数枚のシングルを残して消えた人です。歌い上げる”Dark Shadows And Empty Hallways”('65)はとても14歳とは思えない、大人びたそして堂々たる歌声です。エンヤ的な透明感を感じますが、他の曲では年相応のおき…

008・Happy That's Me / Little Frankie

14歳の時に63年にチャイムス・フィーチャーリング・デニーズとして”Say It Again”を出してたマンチェスター出身のガール・シンガー。この頃はデニーズを名乗ってましたが65年にリトル・フランキーの名前でレインドロップスのカヴァー(” The Kind Of Boy You…

007・Let Me Get Close To You / Beverly Warren

エリー・グリーニッチのレインドロップスにもvoで加わったという話があるビヴァリー・ウォーレンの一世一代の名唱”Let Me Get Close To You”('65,Rust)は、ゴフィン=キング作品で、スキーター・デイヴィスのヴァージョンも可愛らしかったなあ。 Beverly War…

006・Walk Tall / The 2 Of Clubs

「Where The Girls Are Vol.6」('04,Ace)で知った2・オブ・クラブスは、シンシナティで結成された2人組。66年にFraternityというレーベルからリリースされた唯一のシングルらしいです。時代柄ビート感覚もありますし消え去るには惜しい! 2 Of Clubs Walk …

005・My Boyfriend's Back / The Angels

エンジェルズは、ニュー・ジャージー出身の白人トリオ。”My Boyfriend's Back”('63,Smash)は#1となった大ヒットでvoがリンダ・ジャンセン(この時代は”’Til”('61,#14)というヒットあり)からペギー・サンティジリアに代わってからのもの。語りがあって合いの…

004・Why Do Lovers Break Each Other's Heart? / Bob B Soxx & The Blue Jeans

ボブ・B・ソックスことボビー・シーンにブロッサムズのダーレン・ラヴ、ファニータ・ジェイムズを加えた男女混声グループがBBS&BJ。62に3枚のシングルをPhillesに残しています。スペクターの秘蔵っ子だったダーレン・ラヴを売り出そうとした意味合いもあっ…

003・He Doesn't Love Me / Adrienne Posta

エイドリエンヌ・ポスタは、ロンドン出身の女優、シンガーで、Deccaに何枚かシングルがあります。映画はスウィンギング・ロンドンの時代に「いつも心に太陽を」「茂みに中の欲望」「Up The Junction」といった作品に出演(端役)しています。「Girl Zone」('8…

002・Whenever Teenager Cries / The Jeans

レパラータ&デルロンズで知られる”Whenever A Teenager Cries”をジーンズのヴァージョンで。詳細不明のグループでその昔「Laurie Girl Groups Cillection」というテイチクから出たCD('89)に収録されてました。クレジットが81年なんで、未発表曲か? ディキ…

001・Born To Be Together / The Ronettes

一番好きなガールグループは昔からロネッツと決まってます。62年にフィル・スペクターに見いだされたロネッツは、ヴェロニカとエステルのベネット姉妹に従妹のネドラ・タリーを加えたNY出身の3人組。”Born To Be Together”('65、Philles)はやや人気が陰り始…

172・マッケンジー・フィリップス

McKenzie Phillips、59年、ヴァージニア出身 ママス&パパスのジョン・フィリップスが音楽活動を始める前に結婚したスーザン・アダムスとの間に生まれた、マッケンジーは十代のころから女優として「アメリカン・グラフィティ」「ブルージーンズ・ジャーニー」…

171・スー&サニー

Sue Glover & Sunny Leslie ブラザーフッド・オブ・マンの初期のメンバーでもありましたが、それ以前にもスー&サンシャインの名前でシングルを出してたインド生まれの英国人姉妹デュオで、スー・グローヴァーとサニー・レズリーという単独でのステージネーム…

170・ヴィッキ・ブラウン

Vicki Brown、40年リヴァプール出身 60'sにはヴァーノン・ガールズというガール・グループで、70'sには旦那のジョー・ブラウンと一緒にブラウンズ・ホーム・ブリューに参加してた人。英国産スワンプとして語られるBHBは、実はもっと大衆的な音楽でロニー・レ…

169・パティ・シャルファ

Patti Scialfa、53年ニュージャージー出身 パティ・シャルファは、スプリングスティーンの奥さんでE・ストリート・バンドのgtr。ソロデビューは93年と結婚後。マイク・キャンベルが絡んでると途端にトム・ペティっぽいムードになりますが、初ソロ「Rumble Do…

168・シェルビー・フリント

Shelby Flint、39年、カリフォルニア州ノースハリウッド出身 若きジョニ・ミッチェルが憧れたそうなシェルビー・フリントは清涼剤的なすがすがしさのフォーキーな歌声が印象的な人。58年にデビューし、旦那のバリー・デヴォーゾンのValiantレーベルから何枚…

167・マクシン・ナイティンゲイル

Maxine Nightingale、52年ロンドン出身 在英のギアナ系R&Bシンガー。60'sにはPyeに3枚のシングルがありますが不発、ドイツでロック・ミュージカル「Hair」や「Jesus Chrsit Superstar」のドイツ・キャストに出演したのち帰英。ディスコ路線の”Right Back Whe…

166・クリスティン・マクヴィー

Christine McVie、43年ランカシャー出身 チキン・シャックからフリートウッド・マックに参加して50年弱。抜けていた時期はあるがスティーヴィー・ニックスと並んでマックの顔であります。若い頃からくすんだスモーキーな歌声が魅力。70's半ばからポップなメ…

165・バナナラマ

ユーロビートに特化して全世界的にブレイクする前、このゆるい三人組は、80'sUKニュー・ウェイヴに花を添える癒し系でした。Londonから出たファーストは、ぶりぶりのアイドル路線の曲もありました。ファン・ボーイ・スリーとの共演シングルでは、合コンっぽい…